食品表示のトリック

食品表示と食品添加物

menu

2016. 10/5 加工品の原料原産地表示が検討されています。

来るべき環太平洋連携協定(TPP)発効にそなえて今まで一部でしか義務化されていなかった、加工食品の原材料原産国表示についての消費者庁と農林水産省による政府案が公表されました。詳しくは…

2016. 3/1 ライオンの特保飲料に健康増進法に基づく勧告が…

最新ニュースで…

いよいよ新食品表示法が施行されました!

詳しくは 『2015新食品表示法の概要』で

魔法の粉?食品添加物とは…

食品表示と食品添加物『食品をおいしく見せる』『長持ちさせる』『味をおいしくする』などを、簡単にしかもお安く解決してしまうのが魔法の物質『食品添加物』。

昔から豆腐に使われてきた『にがり』と呼ばれる物質も、中国から伝わった麺に使われる『かん水』と呼ばれる物質も、おおざっぱに言えば食品添加物です。

現在ではより現実的に物質名で表記されているか、同じ様な機能を持つ添加物が一括表示に置き換わっています。

化粧品は全成分表示義務があるのに、なぜ胃や腸で吸収してしまう食品は一括されるのでしょうか?


化粧品表示に劣る食品表示

現在の食品安全委員会のテストでは、決して添加物が何種類も複合されて大量に摂取された際のデータを取って、安全性を確認して出されている訳ではありません。

お医者さんが医薬品を処方する時に『今飲んでいる薬は?』などと聞かれる事があるのに…

また一度安全だと食品添加物の認可を受けていても、その後安全性が疑問視され使用禁止になったものも過去には何度もあります。

一方、もし保存料が無ければ、年間に食中毒でどれほどの犠牲者がでるか検討も付きません。

言えるのは人類が単に利便性や経済性を追求して、その安全性の探求におろそかにしてしまったら、今のシステムでは将来に大きな健康的被害や、取り返しのつかない遺伝的影響を受ける事になります。


食品表示を確認しよう!

そんな添加物が隠れ蓑にしているのが食品表示
食品表示に書かれていないから、そんなの入っていないだろう… 
なんて思っていると、とんでもない事になるかもしれません。一括表示もあります。

トリック、トラップが現在の食品表示の中には詰まっています。

我々は常に見守っていかねばなりません。
その為にも食品表示は重要になってくるのです。
特にアレルゲン表示は様々なアレルギーを発症しやすい、小さな子供たちには注意が必要です。

まず食品表示の基礎知識

消費期限と賞味期限とは?

消費期限

魚介類、食肉、乳製品、非加熱の菓子、総菜まどの痛みやすい食品。
指定した保存方法でなら、一定の期間は安全に食べる事が出来るという期間。

賞味期限卵

その他の食品。冷凍食品、缶詰、レトルト食品など。
その期間内に指定された方法で保存していれば食品の品質が保証された期間。

卵は賞味期限が書かれていますが、この場合は生で食べる事が出来る期間という事になっています。


重量順に表示

原材料名には使用した重量順に表示しなくてはなりません。

そば品名  :生そば(なまそば)
原材料名:そば粉、小麦粉、小麦蛋白(そば、小麦由来)、食塩

そばは、もし小麦粉がそば粉より多いくても(重くても)そばと表記できます。 ドレッシング

その場合は以下となります。

品名  :生そば(なまそば)
原材料名:小麦粉、そば粉、小麦蛋白(そば、小麦由来)、食塩

面白いのが、ごまドレッシング。
原材料名に『ごま』が一番に表示しているのもあれば、ずいぶん後ろに表示してある物も…

20,30代からの田舎暮しオーガニックとは?有機栽培とは?冷凍パンとは?冷凍パン生地とは?耳かきの選び方子供と田舎暮し年金で田舎暮し